ベストエルフコーポレーション代表 喜多 結衣

当社は、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指すことを経営の根幹に据えています。中古流通業という生活に密着した分野において、単なる取引の枠を超え、「人とモノとまちの循環」を創出する企業として進化を続けてまいります。

現在、私たちを取り巻く事業環境は大きな転換期を迎えています。デジタル化の進展、地政学的リスクの顕在化、労働力不足といった課題が複雑に絡み合う中、私たちは柔軟な戦略のアップデートと、果敢な挑戦によって、持続的な成長と価値創造を両立させてまいります。

当社のサステナビリティの視点は、「次世代に誇れるまちと暮らしのあり方」を中核に据えています。単なる環境配慮にとどまらず、地域社会への信頼醸成、公正な労働環境の構築、そして経済価値との両立に向け、四つの重点領域(「まち・サービス」「地球環境」「人の尊重」「価値の創造」)を定め、事業活動と不可分の形で推進してまいります。

特に当社では、日々の業務そのものがサステナビリティへの貢献と直結しているという考えのもと、全ての従業員が自らの業務に誇りと責任を持てる環境づくりを重視しています。また、多様性を力に変える企業文化の醸成に努め、誰もが安心して能力を発揮できる社会の一助となることを目指しています。

私たちベストエルフコーポレーションは、信頼あるパートナー企業、行政、地域の皆様との協働によって、「選ばれ続ける企業」「社会に必要とされる企業」を体現し、まちづくりと人づくりを通じて新たな価値の共創に挑んでまいります。

今後とも、皆さまからのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。